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中心市街地からやや離れた住宅地に建つ敷地面積35坪の住宅です。
周囲が密集していることから、隣地や道路からの視線をさけて、生活の基本となる室の床の高さを一部1.5m程度上げました。
これによって、住宅の中に1.5mずつのずれが出来、4つのフロアが螺旋状につながる生活空間が生まれました。
それぞれのフロアは、吹抜けや開口部を通して空間的な連続性を持ち、
家族がどこにいてもお互いの気配を感じることができると同時に、フロアレベルのずれが各自のプライバシーも緩やかに確保しています。
最上階の天井はワッフルスラブによって、機能ごとにグルーピングされた4つのフロアを1つの住まいとしてまとめるための
1枚の大きな天井面として構成しています。
このような1室空間としての広がりをもつ住宅において、厳しい冬の寒さにも行動を制限されないために、
外壁はRC造の外断熱として十分な断熱性と蓄熱性を確保するとともに、温水パネルヒーターを適所に配置することで、
温度差の少ない快適な室内環境を整えました。
外観は内観の複雑な断面を単純な外形で覆っています。外壁材は存在感のある鉛合金の屋根材で外断熱層をくるみました。
鉛の素材感とスキップするフロアに開けられたランダムな開口部がスケール感を失わせ独特の雰囲気を出しています。
所在地:福島県郡山市
竣工:2002年
構造:RC造
階数:2階
延床:109m2
施工:信和建設
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